温故知新。1200年の知恵と樹々の息吹が宿る至高のベッド
豊かな森林ですくすくと育った木材を、無垢のまま加工。
この日本の大切な資源を最大限に活かす匠の技と、奈良時代から蘇る感性。
そして寝具づくりのオピニオンリーダーとして走り続けてきたイワタの知識とを融合させた、力強くも美しいエコ・コンシャスなベッドです。
古来の日本から現代へ
寝具の原点に学ぶ
正倉院には、今から1200年以上前につくられたベッドが眠っています。その名も「御床(ごしょう、おんとこ)」。
日本最古のベッドには、四季により温度や湿度が大きく変化するこの国の気候風土を考慮し、快適に眠るための工夫が施されています。
イワタは、寝具の原点である「御床」の感性と優れた機能性を考察。デザイナー、木材生産者、製材所、家具工房とさまざまな知恵と技術を結集して、現代の生活環境にもフィットするベッドをつくりあげました。
古来の日本から現代の日本へと蘇る、究極の眠りと美意識-。
『ontoko』は、イワタからの古くて新しい提案です。
ウッドデザイン賞受賞
「ontoko」は、日本の木で作ったベッドとして、【2015年ウッドデザイン賞】を受賞いたしました。
「ウッドデザイン賞」とは、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に「暮らしを豊かにする」・「人を健やかにする」・「社会を豊かにする」という3つの視点から、デザイン性に優れた製品・取り組み等を表彰する2015年より創設されたアワードです。
「ontoko」は木を使って人の心を豊かにし、身体を健やかにしているモノが対象となる「ハートフルデザイン部門(木製品分野)」での受賞となりました。
「ウッドデザイン賞」公式ウェブサイト 2015年受賞一覧:https://www.wooddesign.jp/2015/works/works.html
貴重な資源を余さず有効に。 国内産の無垢材で仕上げました
数少ない再生可能な資源である国内産の無垢材を使用。建築用材に使えない端材や曲がりのある木材も無駄にせずに加工し、家具用材として命を吹き込みました。小さな節までも個性として残るよう、大切にデザインしています。
北海道産カバ材
北海道の大地が育んだ広葉樹を環境負荷を最小限に抑え、計画的に伐採しています。肌目は、細かく上品な風合いがあり、長く使うほどなじんでいく木材です。繊細で高度なシーズニング技術を駆使し、家具に適した集成材に加工しています。
岐阜県産ヒノキ
ヒノキは古来より神社仏閣や住宅建築用材として使われてきました。『ontoko』の床板に使用するのは、岐阜県産。
薄紅色の木肌、香り高いヒノキの特徴がそのまま息づいています。
ベッド専用オリジナル畳
『ontoko』の畳は、通常の畳にありがちなムレや変色などの発生を抑える工夫が施されています。
畳おもてには、和紙をコヨリ状に加工したものを使用。摩擦に強く、通気性に優れ、い草のおもてに比べて耐久性が高まります。この和紙の下である畳床(中身)の上層には、水分が溜りにくい麻100%のフェルトを挟み込みました。
畳床には、木材等を繊維状にしたものを澱粉で固めて板状に成形したインシュレーションボードを。そして一番下には、厚さ2mmのポリエステル100%の不織布を貼り付けました。
通気性、吸・放湿性。ずっと清潔で気持ち良くお使いいただける、イワタオリジナルのベッド専用畳です。
お好みの組み合わせをお選びいただけます
厳選された素材と、秀逸なデザイン性・機能性を兼ね備えた、イワタ自信のベッドフレーム『ontoko』。
あなたの心地よさにあわせてチョイス。
お好みの組み合わせでお楽しみください。
1.ベッドタイプ
木目の美しいヒノキ材すのこ、やわらかで香りのよい畳、2つのタイプからお選びいただけます。
2.フレームカラー
温もりのある2つのカラー。滑らかな質感が心地よい北海道産カバ材を使用しています。
3.ヘッドボード
木に包まれるような安心感のあるヘッドボード。どちらのベッドタイプにも合うデザインです。
4.脚の高さ
部屋を広く見せる堤脚タイプと、ベッド下を活用できる高脚タイプがございます。
5.ナイトテーブル
フレームと同じ素材でつくった、シンプルで機能的なナイトテーブル。
縦置きでも横置きでもご使用いただけます。
※ナイトテーブルはオプションとなります。